2019年8月23日、ドローンの販売や産業向けソリューションを展開するSkyLink Japanとドローン・フライトログプラットフォームを展開するAirdata UAV Incは、『ドローン・フライトログプラットフォーム』を活用するサービス提供に向けた取り組みで業務提携することを発表した。

 今回の提携では、Airdata UAVが世界最大のフライトログプラットフォームとその運用サービスの提供を担い、SkyLink Japanは国内のドローン事業者様に向けてフライトデータを活用したコンサルティングサービスの提供を担う。

 両社が協力することで、ドローン事業を展開する企業に、保有する機体の稼働率管理・国土交通省へのフライトログ提出の自動化、事故時の状況解析など、「ドローン・フライトログ」のエンタープライズ活用に求められる機能をワンストップで提供し、現在商用ルール整備の進められているドローン事業の安全性・健全性向上や運用コストの抑制などを実現する。

 両社では、エンタープライズ向けのサービスを順次立ち上げ、本格的なドローン事業でのデータ活用の取組みに課題を持つ企業に対して提供していき、2020年までに関連サービスを含め5億円規模の売上を目指す、としている。

提供予定のサービスについて

 両社は、以下のようなサービスの提供を予定している。

・事業で使用する複数メーカー製のドローンの固有IDと紐付くフライトログの取得により、保有機体全ての稼働状況を一括管理
・国土交通省へのフライトログ提出の自動化
・社内複数部署間でのフライトログの共有

飛行時間、使用状況に基づく適時メンテナンス提案
・3次元地理空間上に複数のフライトログを同時表示