2020年7月3日、DJI JAPANは、建設や設備点検、災害対応などの業務でドローンを使用するユーザーの作業効率を確保し、安全なドローン運用を支援する「DJI定期点検サービス」の提供を開始することを発表した。

 DJI定期点検サービスは、ドローンのライフサイクルに応じて2つのサービスプラン(ベーシックプラン、プレミアムプラン)を用意している。ドローンの機種や使用頻度、作業環境などにより状態は異なるが、DJIでは飛行前の自己点検と、6ヶ月ごとに1度の定期点検を推奨している。24時間オンラインで点検の進捗が確認でき、点検終了後には詳細な定期点検完了証明書を発行する。DJI専門スタッフがドローンを最適な状態に保ち、安心して業務を行える環境を提供することで、操縦者のストレスも軽減し、安全運用にもつながるという。

DJI定期点検サービス概要

・ベーシックプラン(Basic Plan)

 全面的なクリーニング、基本機能の点検、ファームウェアのアップデートなどを行う。ドローンを最適な状態に保つことで、各種パーツの劣化を防ぐことができる。参考価格:30,000円〜65,000円(機種により価格は異なる)。

・プレミアムプラン(Premium Plan)

 ベーシックプランに、消耗パーツとモーターの交換サービスを追加したプラン。ドローンの飛行性能と推進システムを最適な状態に保つことで、常に高い安全性と効率を維持しながら業務を遂行することができる。参考価格:100,000円〜165,000円(機種により価格は異なる)。

▼DJI定期点検サービス
https://enterprise.dji.com/jp/enterprise-maintenance