2020年5月26日、ジャパン・インフラ・ ウェイマーク(以下JIW)は、2020年4月20日公表(※1)の資本業務提携等によるインフラ点検事業の拡大に伴い、各地域でのインフラ点検パイロット網を保有するA.L.I. Technologies他9社と提携し、国内最大級のドローンによるインフラ点検ネットワークを構築し、サービス提供を開始したことを発表した。

 JIWが保有する点検用ドローン機体の利用について講習を実施し、ライセンス制度を導入することで、ドローンを利用した点検業務における技術力の均一化を図るとともに、CORE技術研究所や丸重屋など、旧来からインフラ点検業務を実施する各社との連携を強化し、ドローンパイロットの派遣だけでなく点検サービスの充実を図っていく。

※1 JIWニュースリリース「インフラ事業者を中心とした7社と資本業務提携へ」https://www.jiw.co.jp/20200420-infra-tieup/

背景

 日本では、公共インフラの老朽化及びインフラ維持管理のための労働力不足が近年の課題となっており、業務の効率化を目的にドローンの利活用が各方面で急速に進んでいる。しかしながら、インフラ点検分野においては、点検者の代わりとなり現場で構造物の撮影を行うドローンオペレータの技術力が重要となる一方で、オペレーターの数と技術力が不足しているのが実情である。JIWは、こうした社会課題の解決を目指し、2019年4月の設立以降、NTT西日本グループでの設備管理実績をもとにインフラ点検を実施してきた。

 今後は、インフラ維持管理を安心安全に実行すべく、自社で培ったノウハウを活かし、一定基準を満たしたオペレーターによるインフラ点検サービスの提供が可能な基盤となるスペシャリストネットワークを協力会社と構築するとともに、オペレーター技術力の全国統一に向けて、ドローン機体利用における技術講習とライセンス制度を導入する。

 同社は、これを機に様々な分野の企業と提携を深めることでインフラ点検の品質維持を可能にし、ドローンの活用範囲を広げるとともに、今後もドローンによるインフラ点検ネットワークを拡大していく、としている。

取組内容

1. ドローンオペレータ、ドローンスクール、通信設備点検事業者、橋梁点検事業者など、ドローン事業者および既存設備点検事業者など幅広いジャンルの企業と提携しネットワーク構築を開始。今後も必要に応じて拡充する。

2. ドローンを活用した点検をより均一化するための実技講習の実施およびライセンス発行。

3. その他、NTT西日本グループにおける設備点検実績と昨年1,500設備点検実績で培った独自ノウハウによる専門講習を実施。

開始期間
2020年5月26日(火)~

提携企業 (全10社)※敬称略、50音順

株式会社アイエスティ
株式会社A.L.I. Technologies
株式会社CORE技術研究所
Studio M2
株式会社シーテック
Dアカデミー株式会社
株式会社東京光音
DroneSystem
HanaDrone
有限会社丸重屋