世界防災フォーラムにおいて、Drone Fundはリバネスと共催で、2019年11月12日に「ドローン・エアモビリティによる広域災害対応」をテーマにしたセッションを開催する。

 近年、日本は生産年齢人口の減少や、インフラ老朽化、気候変動などのリスクに直面している。そうした中で、地震や津波、台風、大雨、大雪などの大規模災害への対応の重要性が高まってきている。大規模災害による被害を拡大させないためには、事前の防災・減災活動や、緊急時への対応能力の強化などが必要である。ドローンやエアモビリティを活用した場合、インフラ点検や、緊急時の調査・輸送活動の強化に貢献することができる。

 Drone Fundは、「ドローン前提社会」や「エアモビリティ社会」の実現を目的とした特化型ファンドとして、スタートアップへの投資・支援活動を行ってきた。今回の世界防災フォーラムのセッションでは、Drone Fund、リバネス、自律制御システム研究所(ACSL)、SkyDrive、Trajectoryが登壇し、ドローンやエアモビリティを活用した広域防災対応について議論を行う。

 世界防災フォーラムは、東日本大震災を受けて、2015年の国連防災世界会議で策定された「仙台防災枠組」に基づく国際会議である。2017年に第一回が開催され、今年は第二回の開催となる。

 今回のセッションを通じて、災害リスク削減策について議論を行い、仙台防災枠組の推進に貢献できることを目指す、としている。

セッション概要

項目内容
テーマドローン・エアモビリティによる広域災害対応
言語英語
日程2019年11月12日(火)15:30‐17:30
場所仙台国際センター(会議棟2F 萩)
〒980-0856 仙台市青葉区青葉山無番地仙台市営地下鉄東西線「国際センター」駅から徒歩1分
登壇者パネリスト:
丸 幸弘(リバネス 代表取締役グループCEO)
鷲谷 聡之(自律制御システム研究所 取締役最高執行責任者/COO)
福澤 知浩(SkyDrive 代表取締役)
小関 賢次(Trajectory 代表取締役)

モデレーター:高橋 伸太郎(Drone Fund パートナー/最高公共政策責任者)

世界防災フォーラムへの参加方法

 世界防災フォーラムは、2019年11月9日(土)~12日(月)に仙台市で開催される。参加費は有料で、公式ウェブサイトから事前登録を行うことが可能。

▼世界防災フォーラム:参加登録
http://www.worldbosaiforum.com/2019/entry/