2026年8月3日、Liberaware(以下、リベラウェア)は、防災・災害対応、重要インフラ保全、安全保障領域へ展開可能な国産デュアルユース無人機基盤の構築を目指し、100%出資の国内子会社「株式会社HINOTATE(ヒノタテ)」を設立することを取締役会で決議した。

 新会社は出資金1億円で2026年8月に設立される予定。代表には同社取締役の林昂平氏が就任する。

 近年、自然災害の激甚化や重要インフラの老朽化、人手不足、国際情勢の変化等を背景に、防災・災害対応、重要インフラ保全および安全保障領域において状況把握や調査、監視を行う無人機技術の重要性が高まっている。また政府の成長戦略においても、無人航空機は民生・安全保障の双方で活用可能なデュアルユース技術として位置付けられ、官民投資による国内生産基盤の強化や、無人航空機および重要構成部品の安定供給体制の構築が進められている。

 リベラウェアは、これまで屋内・狭小空間、暗所、非GPS環境での国産ドローンによる点検・調査ソリューションを提供してきた。この技術と社会実装力を基盤として、産業インフラ点検で培った技術を公共性・安全保障性の高い領域へ展開する推進母体として子会社を立ち上げる。

【主な事業内容】

 国産無人機の競争力強化および社会実装の推進を目的として、産業インフラ、防災・災害対応、重要インフラ保全、安全保障領域等において活用可能な国産デュアルユース無人機および関連ソリューションの開発・提供を行う。

  • 国産デュアルユース無人機・関連ソリューションの研究、開発、設計、製造、販売、運用支援、保守
  • フィジカルAI、その他の人工知能技術を活用した無人システムおよび関連ソフトウェア・システムの研究、開発・提供
  • 無人システムの構成部品を含む国内サプライチェーンの構築、関連企業・関係機関との連携
  • 防災・災害対応、重要インフラ保全、安全保障その他公共性の高い分野における無人システムの開発、運用・各種サービスの提供

 同社は、人命の保護、被害状況の把握、重要インフラの保全、情報収集・監視等を目的とする無人機技術の開発・実装を目指すとともに、日本の無人機産業の持続的な競争力強化に貢献するとしている。