2026年7月27日、アトラックラボは、セルロース製ドローン「AT-Quad-C」において、日本航空電子工業の国産フライトコントローラー「JFB-200」に対応したと発表した。

写真:「JFB-200」を搭載した「AT-Quad-C」
「JFB-200」を搭載した「AT-Quad-C」

 同社がこれまで培ってきた各種フライトコントローラーを活用した無人航空機開発およびフィールド運用経験を活かし、JFB-200を実用レベルで活用するための機体設計、飛行制御、パラメーターチューニングを提供する。これにより、JFB-200を採用する企業や研究機関、大学などは、AT-Quad-Cをベースにした研究開発や実証実験をより短期間で開始できる。

 フライトコントローラーの性能を最大限に引き出すためには、機体設計や飛行パラメーターの最適化が不可欠である。アトラックラボは単なる機体販売ではなく、JFB-200を採用するユーザーに対し、以下の技術支援を提供する。

【支援内容】

  • JFB-200に最適化した機体設計
  • 飛行パラメーターのチューニング
  • センサーとの統合
  • ROS 2との連携
  • AI・画像認識システムとの接続
  • フィールドでの飛行試験・評価支援
  • 実証実験・PoC支援

 ベース機体となるAT-Quad-Cは、セルロース素材を活用したドローンプラットフォームで、軽量な機体構造や高い耐衝撃性を備えるほか、修理しやすい構造、高い生産性が特徴で、試作から量産まで対応しやすい設計になっている。機体は研究開発用途だけでなく、各種実証実験や教育用途など幅広い活用を想定している。

 同社は今後、AT-Quad-CとJFB-200を組み合わせた評価機の提供を進めるほか、AI、画像認識、通信システムなどを組み合わせたソリューションを展開していく方針だ。