DJIは、2026年6月19日、国土交通大臣から産業用ドローン「DJI Matrice 4D」と「DJI Matrice 4TD」について、第二種型式認証を取得した。

 両機種ともIP55の防塵・防水仕様で雨天に対応し、専用ドローンポートである「DJI Dock 3」で運用が可能。ドローンポートソリューションとして日本初の型式認証取得となる。

写真:ドローンドックの上を飛行するドローン

型式認証書番号

  • 第13号(2型式で共通の番号)

型式名

  • DJI式DJI Matrice 4D型(英文表記:DJI Model DJI Matrice 4D)
  • DJI式DJI Matrice 4TD型(英文表記:DJI Model DJI Matrice 4TD)

対応する特定飛行
① 人口集中地区上空での飛行
② 夜間飛行
③ 目視外飛行
④ 人または物件との距離30m未満での飛行
⑤ 催し場所上空での飛行

 機体が第二種機体認証を受け、操縦者が二等以上の無人航空機操縦者技能証明を保有し、必要な限定解除を受けている場合は、上記の特定飛行のうち①~④について国土交通大臣への飛行許可・承認申請が不要となる。特定飛行のうち⑤を行う場合と、DJI Dock 3を複数台用いて操縦者1人による多数機同時運航を行う場合は、飛行許可・承認申請が必要となる。

型式認証機として使用が認められるバッテリー、コントロールステーション、オプション製品

【バッテリー】

  • DJI Matrice 4Dシリーズバッテリー(モデル:BPX230-6768-22.14)

【コントロールステーション】

  • DJI Dock 3
  • DJI RC Plus 2 Enterprise
  • DJI RC Plus 2 Enterprise Enhanced

【オプション製品】

  • DJI AS1スピーカー
  • DJI AL1スポットライト
  • DJI Matrice 4障害物検知モジュール
  • D-RTK 3多機能ステーション
  • DJI Cellular Dongle 2


 DJI Cellular Dongle 2を機体とコントロールステーションに装備して携帯電話回線を利用した運用を行うためには、別途、通信事業者との上空利用専用のSIM契約および携帯電話等を無人航空機等に搭載して上空で利用することに関する総務省への手続き(契約する通信事業者を通じて行う)が必要となる。

 型式認証取得済み機体の販売開始時期は、2026年8月末頃を予定している。現在出荷済みのDJI Matrice 4Dシリーズは、制度上、型式認証取得済み機体にはならないが、DJIが発行する「無人航空機同一性証明書」および「無人航空機適合確認書」を国土交通省に提出することで、型式認証後に製造された機体と同様に機体認証を申請できる。同サービスの開始時期は2026年8月3日を予定している。