2026年6月3日、ドローン・ジャパンは、ユーザーやサービス事業者、機体メーカー向けの「セーフティ・セキュリティコンサルティングメニュー」を拡大すると発表した。これに合わせ、国際的な潮流を踏まえた日本の実務対応を深掘りする「ドローン・ジャパン セキュリティセミナー」を、2026年7月1日と7月8日に開催する。
ドローンの社会実装がインフラ点検や物流、防衛など幅広い分野で進む一方、通信妨害やデータ漏洩、クラウド接続、サプライチェーンのリスクなど、従来の飛行安全(セーフティ)の枠を超えた脅威が顕在化している。米国では、目視外飛行を見据えた「FAA Part 108」や、防衛・公共調達領域の基準「Blue UAS」により、機体性能だけでなく運用者側の安全・リスク管理やセキュリティ適合性が重要な評価軸となっている。
ドローン・ジャパンは、2015年の創設以来、日本におけるドローンセキュリティの指針策定と啓発活動に取り組んできた。同社はこれまでの実績と国際潮流を踏まえ、日本国内におけるドローンの「Stable(安定運用)」「Safety(安全)」「Security(防御)」を統合した設計・運用支援を強化する。
主なコンサルティング拡大メニュー
1. ドローンセキュリティリスクアセスメント
制御コマンド、通信経路(LTE・衛星等)、データ管理、サプライチェーン(SBOM)など、運用環境に応じたリスクを評価・整理する。
2. セキュリティ対策指針・設計支援
Stable(安定運用)、Safety(安全)、Security(防御)を統合した設計方針をはじめ、通信相手認証やSecure Boot、ファームウェア署名などの具体策を策定する。
3. 受入試験・検証方針策定
異常時や攻撃想定時に、セキュリティ対策が期待どおり機能するかを確認するための実務的な受入試験方針を構築する。
4. 継続アップデート・運用体制構築支援
脆弱性情報の確認プロセス、ファームウェア更新管理、インシデント対応手順など、導入後も継続して更新できる運用体制を整備する。
「ドローン・ジャパン セキュリティセミナー」開催概要
| タイトル | 防衛・公共・民生をつなぐドローンセキュリティ設計へ ~ Part 108・Blue UAS時代の標準セキュリティプロセスと実務対応~ |
| 登壇者 | ドローン・ジャパン取締役会長 春原久徳 |
| 日時 | 2026年7月1日(水)15:00~16:30、7月8日(水)15:00~16:30 ※両日とも同一内容 |
| 開催形式 | <ハイブリッド形式> ・対面:東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F KSフロア セミナールーム ・オンライン配信 |
| 対象 | ドローンユーザー企業、公共機関・自治体関係者、ドローンサービス事業者、機体メーカー、システムインテグレーター、セキュリティ・調達・運用責任者 等 |
| 参加費 | 無料(事前申し込み制) |
| 案内・申し込み | https://www.drone-j.com/consulting-seminar/safety-security |
セミナー参加者には、ドローンセキュリティの基礎から用途別の要求レベル、実務対応までを網羅した「ドローンセキュリティ実装ガイド2026-Part 108・Blue UAS時代の安全・セキュリティ設計プロセス-」を配布する。