2026年4月6日、海上保安庁は、2023年度から開発を進めてきた危険物探知用無人艇「あるばとろす」の本格運用に向けて、2026年度から機動防除隊による検証を実施していくと発表した。

写真:海上を走行する危険物探知用無人艇「あるばとろす」
危険物探知用無人艇「あるばとろす」。船名は、機動防除隊の隊員章のモチーフに使われているアホウドリの英名「albatross」が由来。

 これまで海上で危険・有害物質の流出事故が発生した際は、化学防護服や空気呼吸器を装備した海上保安官が現場に臨場し、ガス検知器を用いて有毒ガス等の検知作業を実施してきた。より安全に現場活動を行うため、同庁はガス検知作業を無人で実施できる危険物探知用無人艇の開発を進めてきた。

 主に横浜海上防災基地の前面海域で、今後の本格運用に向けた検証として「陸上輸送から発航までの迅速性の検証」「危険物探知装置の精度検証」「遠隔操縦システムの機能検証」等を実施していく。

船名あるばとろす
長さ3.8m
1.9m
総トン数0.3トン
速力5ノット以上