九電ドローンサービス(以下、QDS)は、ドローン人材の育成を目的とした新サービスとして「九電ドローンアカデミー」を、2026年4月1日に開設する。アカデミーの運営にあたり、西部ガスホールディングスと西部ガステクノソリューション(以下、西部ガスグループ)と、講師対応などに関する協力覚書を締結した。

九電ドローンアカデミーの告知画像

 このアカデミーでは、国家資格である無人航空機操縦士の取得を目的とした講習に加え、九電ドローンサービスが実務で培ってきた技術や現場の安全管理のノウハウなどを習得できる「QDS認定講習」を提供する予定。あわせて、機体販売を含むドローンに関する総合的なサービス展開も行うとしている。

 西部ガスグループは、インフラ点検分野においてドローン活用の実務経験を重ねており、その経験やノウハウを講習内容に反映することで、即戦力となるドローン人材を育成する。

 電力・ガスをはじめとする社会インフラ分野では、設備の老朽化や人材不足が課題となっている。その解決策としてドローンを活用した点検・測量等の需要が高まっている。QDSは、九州電力のドローン業務グループを母体に設立され、電力インフラ現場における点検・測量・災害対応などで実績を積み重ねてきた。2024年には九州電力の100%子会社として分社化し、ドローン事業の全国展開を進めている。

 今回のQDSと西部ガスグループの連携は、九電ドローンアカデミーにおいて西部ガスグループのドローン活用技術・ノウハウを活用し、講習内容の充実と円滑な運営を図ることを目的としている。実践的な教育体制を構築し、今後拡大するドローン需要に対応できる人材の育成を目指す。

 今後は九州地場のインフラ企業にも参画を呼びかけ、現場に即したドローン操縦者育成の体制構築に注力する予定だ。

九電ドローンアカデミーの概要

開校予定日2026年4月1日
講義内容二等無人航空機操縦士講習(基本、目視内、昼間)
・学科:e-ラーニングにて実施
・実地:実地講習会場にて実施
受講料九電ドローンサービスのホームページに掲載する
受講期間1~3日程度(受講コースによる)
実地講習会場■一般会場
香春町会場:中津原集学校(体育館)
福岡県田川郡香春町中津原812
■九電・グループ会社関係会場
九州電力 社員研修所会場(体育館)
福岡県福岡市城南区松山1丁目3-1
予約受付2026年3月6日開始(平日 9:00〜17:00)