2026年2月17日、レッドクリフは、屋外ドローンショー専用機体「EMO 5-JP」「EMO Plus-JP」の法人向け予約受付を開始した。大阪・関西万博において実運用された「EMO-JP」シリーズの知見をもとに、日本市場の運用環境やニーズに合わせて仕様を最適化した進化モデルとなる。機体の出荷は順次行う予定だ。
体験型エンターテインメントへの需要が拡大する中、ドローンショー市場は世界的に成長を続けている。一方、運営面では位置のわずかなズレや通信の混雑、準備・回収にかかる人的負荷が規模拡大の制約となっている。特に屋外環境では、気象条件や電波干渉の影響を受けやすく、安全性と演出品質の両立が求められている。
レッドクリフはこれらの課題に対し、「位置の把握」「通信」「電源」「運用方法」を一体的に見直す設計思想を採用。衛星と各種センサーを組み合わせて安定性を高め、通信は電波の強さだけでなくデータの配信方法も含めて最適化した。さらに離着陸や充電といった地上作業を自動化することで、大規模なショーにおいても安全で効率的に運用ができる基盤を構築している。
フラッグシップモデル「EMO 5-JP」
衛星測位にカメラや各種センサーを組み合わせることで、電波干渉や衛星精度の乱れ、寒冷環境などにより一時的に条件が悪化しても飛行が乱れにくい構造を実現した。多数の機体が同時に飛行することを前提に、通信とデータ配信の仕組みを再設計し、機体数が増えても安定した制御を維持する。自己加熱システムを搭載しており、寒冷地や冬季の屋外イベントでも性能を発揮する。
【機体の特徴】
- 出力性能は約50%、飛行速度は約120%向上(メーカー従来品比)
- 多数の機体でも通信が混み合いにくい設計
- 離着陸と高速充電を自動化し連続演出に対応
- 光量は約200%向上(メーカー従来品比)し、夜空でも高い視認性
- 加熱モード使用時、-30℃の環境でも運用可能
最上位モデル「EMO Plus-JP」
電源・制御・重心設計を一から見直し、LEDに加えて花火やフラッシュライトなど複数機材の搭載を前提とした構造を採用。センサーを二重化し制御応答を高めることで、機体同士の間隔が狭い編隊飛行でも安定性を確保する。防塵・防滴性能(IP54)により屋外イベントでの信頼性も向上した。箱型基地からドローンが自動で離着陸・充電を行い収納もできるボックスタイプの運用方式により、限られたスペースでも迅速な設営・回収が可能だ。
【機体の特徴】
- 1機で複数の演出機材を搭載可能
- 機体間隔を詰めた編隊でも安定飛行
- 省スペースでの離着陸・回収に対応
- 雨や砂ぼこりに配慮した設計
製品仕様(概要)
| 基本仕様 | |
|---|---|
| サイズ | W318×D350×H136mm |
| 重量 | 570g(±5g)※バッテリー・プロペラ含む |
| ホイールベース | 232mm |
| 耐風性能 | レベル5(8~10.7m/s)以下 |
| 飛行・測位 | |
| 飛行時間 | 30分 |
| 測位方式 | 1.2/1.5G デュアルバンドRTK(GPS/GLONASS/Galileo/Beidou対応) |
| 照明・環境 | |
| 照明 | 定格出力:20W(明るさ調整可能)、最大光量:840ルーメン |
| 動作温度 | -10~45℃ |
| 防塵防滴性能 | IP54 |
▼EMO 5-JP
https://redcliff-inc.co.jp/service/drone-sales-and-subscription/emo-5-jp/
▼EMO Plus-JP
https://redcliff-inc.co.jp/service/drone-sales-and-subscription/emo-plus-jp/
