2026年2月11日(米国アリゾナ州)、RTXの事業部で防衛ソリューションを提供するレイセオンは、米国陸軍のデモにおいて対無人機システム「Coyote Block 3 Non-Kinetic(NK)(コヨーテ・ブロック3 ノンキネティック)」の実演に成功したことを発表した。演習中に展開したドローン・スウォームを撃退し、発射、飛行、迎撃、回収の一連の機能を実証した。

対無人機システム「Coyote Block 3 Non-Kinetic」(RTX YouTubeチャンネル)

 コヨーテ・ブロック3NKは、付随的損害の可能性を最小限に抑えるノンキネティック・ペイロードを用いてドローン・スウォームを撃退し、回収後には再展開することができる。レイセオンは、同クラスのエフェクターよりも長い射程・高高度でドローンを撃破するコヨーテのキネティック型とノンキネティック型を製造している。

 レイセオンは、米国陸軍の低空・低速・小型無人機統合迎撃システム(LIDS)プログラムの一環として対ドローン製造契約を獲得。対ドローン・システムに対する世界的な需要拡大を背景に、同社はコヨーテ・キネティック型の生産拡大および性能強化に大規模な投資を行い体制を整えている。これにより高高度からの迅速な発射や高速飛行、長射程が可能になり、重いペイロードを搭載して長距離を飛行するUAS脅威に対応する。