2026年2月9日、オプティムは、農業用温室や畜舎・工場・作業場などの生産現場向けに、ドローンを用いて遮光・遮熱剤を散布する「ドローン遮光・遮熱剤散布DXサービス」の全国提供を開始すると発表した。

 ドローン運航管理、デジタル地図管理、パイロット管理、申し込みや請求管理までをデジタルプラットフォーム上で実現。足場の設置が不要で、効率的でムラの少ない散布を実施する。全国の生産現場の暑熱対策を支援し、農産物の安定的な品質と収量確保に貢献する。

デジタルプラットフォームを活用したドローン遮光・遮熱剤散布DXサービス、イメージ画像

 夏季の高温により、施設園芸作物や畜産物の生理障害による被害が全国的に発生している。施設内部の温度上昇を抑制する遮光・遮熱剤散布は、農産物収量を確保するための重要な手段となるだけでなく、2025年6月に義務化された職場の熱中症対策としても注目されている。しかし、地上からの塗布は困難で、屋根に上がっての作業は危険を伴うなど、施設の構造によりさまざまな課題があった。

 オプティムは、2025年6月よりドローン遮光・遮熱剤のドローン散布サービスの試験提供を行い有効性を確認したことから、ドローンを活用した農作物に対する散布DXサービス(ピンポイントタイム散布サービス)のパイロットリソースを活用し、ドローン遮光・遮熱剤散布DXサービスの提供を開始した。

 従来の動力噴霧器と比べてドローン散布は約210%効率的で、1日に最大1~2haまで散布することができる。

写真:従来散布とドローン遮光・遮熱剤散布DXサービスの1日あたりの最大可能面積(ha)

 同サービスでは、農業用温室・畜舎・工場・作業場などの施設の屋根に遮光剤・遮熱剤・除去剤をドローンで散布するほか、ドローンの運航管理やデジタル地図管理、パイロット管理、申し込みから請求管理までをデジタルプラットフォーム上で運用できる。

 オプティムは、ドローン遮光・遮熱剤散布DXサービスの全国展開に向け、サービス販売を行うパートナー企業を募集している。

ワンストップで実現するデジタルプラットフォーム、サービスイメージ

【サービス特長】

  • 足場の組み立てやハウスの登頂が不要で、安全に散布が可能
  • 自動飛行を利用したアトマイザー式のドローンにより、効率的でムラの少ない散布を実施
  • 農薬散布で経験を積んだドローンパイロットが全国に在籍

【導入事例】

写真:事例1 神奈川県農業用温室(トマト)
写真:事例2 宮城県農業用温室(トマト)
写真:事例3 群馬県畜舎(鶏舎)

▼ドローン遮光・遮熱剤散布DXサービス
https://www.optim.co.jp/agriculture/services/shading-agent-spray/