2026年8月18日、SkyDriveは、オーストラリア・ゴールドコーストのヘリコプター運航会社Gold Coast Helitoursと、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」の機体購入に向けた基本合意(LOI)を締結したと発表した。

 この合意により、2028年に2機、2029年に3機の計5機が納入される予定となっており、具体的な価格や納品スケジュールの基本条件のほか、遊覧サービスの航路案についても合意した。

SkyDrive、Gold Coast Helitoursのロゴ
写真:握手を交わす2人
基本合意(LOI)締結式の様子(左:Gold Coast Helitours チーフパイロット兼ディレクター Scott Menzies氏、右:SkyDrive グローバルインテリジェンスオフィサー 安河内佳祐氏)

 世界の観光都市では、持続可能な交通手段への転換や静粛性に優れた新しい移動体験へのニーズが高まっており、ゴールドコーストでもAdvanced Air Mobility(AAM)構想の推進が図られている。

 Gold Coast Helitoursは、環境に優しく高い静粛性を備える空飛ぶクルマを活用した次世代の空の移動を展開することで、観光エコシステムの構築を目指す。

「ドローンジャーナルコンファレンス&エキスポ 2026 秋」告知バナー

 SkyDriveとGold Coast Helitoursは、2028年に「マリーナ・ミラージュ、メインビーチ(Marina Mirage)」の既存ヘリポートを拠点とした空飛ぶクルマ遊覧サービスの開始を計画している。マリーナ・ミラージュ、メインビーチを離着陸地点として、ブロードウォーター、サウスポート、サーファーズパラダイスの上空を約10分間で巡る周回コースだ。

ゴールドコーストのビーチ上空を飛行する空飛ぶクルマのイメージ
ゴールドコーストのビーチを飛行する「SKYDRIVE」のイメージ

 両社は2028年の商用化に向け、規制当局からの型式証明の取得を進める。あわせて、運航基盤となる専用バーティポート(離着陸場)や整備・技術支援(MRO)拠点をサウスポート飛行場(Southport Airfield)に整備する。

 将来的には同飛行場を整備拠点とし、ゴールドコースト市内や主要商業地区、ゴールドコースト空港を結ぶ空飛ぶクルマのネットワーク構築を目指す。

ゴールドコースト市内や主要商業地区、ゴールドコースト空港を結ぶ空飛ぶクルマのネットワークのイメージ

※画像提供:SkyDrive