2026年6月3日、WINGGATEと小西模型は共同開発契約を締結し、UAV(無人航空機)・ロボット向け制御システムの開発プロジェクトを開始したと発表した。UAV向けスマートプロポ、FOC(Field Oriented Control)サーボおよびロボット用サーボの開発を両社で進める。

 近年、ドローンやロボットは、点検、防災、物流、警備、災害対応など多岐にわたる領域で活用されている。一方、その制御機器の多くは海外製品に依存しており、日本の運用環境やユーザーニーズに最適化された製品への期待が高まっている。

 WINGGATEが持つ無人機開発・運用の知見と、JR PROPOで培った小西模型の制御技術を融合し、日本発の高性能な制御システムの実現を目指す。

写真:ソファーに座る2人

共同開発の概要

  • UAV向けスマートプロポ
     ドローン運用現場の声を反映し、操作性・視認性・拡張性を向上させた次世代スマートプロポを開発する。JRPROPO ELITEとの親和性を高めるとともに、将来的な機能追加や多様なミッションへの対応を見据えた設計を行う。
    SMART RADIO PROJECTイメージ
    開発を進めるUAV向けスマートプロポ(イメージ)
  • UAV用FOCサーボ
     高効率かつ高精度な制御を実現するFOC(Field Oriented Control)方式を採用したサーボを開発する。高応答性、低発熱、高信頼性を実現し、ジンバルやペイロード制御、各種無人移動体への活用を目指す。
    F8912FOC
    UAV用FOCサーボ
  • ロボット用FOCサーボ
     産業用ロボットや特殊環境下で運用されるロボット向けに、高トルク・高耐久・高精度を兼ね備えたサーボの開発を進める。今後拡大が見込まれるロボティクス市場において、新たな価値創出を目指す。
    ロボット用FOCサーボ