2026年4月20日、マプリィは、林業・森林現場での利用を想定した自律型電動クローラー「mapry M3」を開発したと発表した。5月より試用販売の受け付けを開始する予定で、実機デモを希望する事業者の募集を開始する。
mapry M3は、搭載したカメラで周辺環境をリアルタイムで判別し、操作不要での自動走行が可能。森林特有の複雑な地形でも、斜面を登る、障害物を乗り越える、迂回するといった判断を自動で行う。
また、作業内容に応じて機能を変更できる点が特徴で、自律走行と組み合わせることで現場作業の無人化や自動化を実現する。具体的には、草刈りユニットを装着することで重労働な下刈り作業を自動化するほか、LiDARなどの計測機器を搭載して走行しながらデータを取得することも可能。同社は基本アタッチメントの開発を進めるとともに、ユーザーの要望に応じて柔軟に機能を拡張する方針だ。
コントローラーによる手動操作にも対応しており、手元のモニターで走行中のカメラ映像を確認しながら機体を操作できる。
【製品概要】
| 製品名 | mapry M3 |
| 動力 | 電動 |
| 走行方式 | クローラー式(自律走行・遠隔操作対応) |
| 主な機能 | 環境認識自動走行、リアルタイム映像伝送、アタッチメント交換機構 |
| 対応用途(予定) | 下刈り、計測、その他カスタマイズ |
現在マプリィは、実際の森林フィールドでデモ走行を実施しており、2026年5月より販売(試用導入)受け付けを開始する。これに先立ち、導入を検討する事業者を対象に実機デモの希望者を募集する。受付開始日については決定次第、改めて案内する予定だ。
| 対象 | 林業・農業・建設土木・インフラ管理に関わる事業者、自治体、研究機関など |
| 想定する取り組み | ・現場フィールドでの走行および機能検証 ・特定作業向けアタッチメントの共同開発(要件定義〜試作) ・導入運用フローの構築 |
