札幌ドームは、エンターリム、北日本スカイテック、レンタコム北海道と、2026年2月12日に「ドローン事業に関する連携協定」を締結した。ドローンを通じて市民や道民に新たな体験を提供するとともに、さまざまな社会課題の解決を目指す。現在、ドローンスクール開校を目指し関係機関への申請等を進めており、2026年春に開校する予定だ。
【連携協定の目的】
北海道をアジアナンバーワンのドローン実装フィールドへ
【連携協定の目標】
- スクール事業を通じて育成した人材の活躍の場を創出し、ドローン市場の拡大を図る。
- 4社のリソースや強み、ネットワークを結集し、総合的なドローンサービスを提供する。
- 黎明期であるドローン市場において早期にビジネスを確立する。
- ドームを起点に札幌市を北海道のみならず全国有数なドローン推進エリアとして認知させる。
- 複雑化するさまざまな社会課題に対し、ドローンを活用したソリューションを提供する。
- ドローンサッカーやドローンショーなどを新たなエンターテインメントコンテンツとして位置づけ、普及促進を図る。
各社コメント
エンターリム 代表取締役 山本 由紀夫 氏
私たちは、映像制作や音声コンテンツ、それらの技術サポートのほか、「札幌ドローンスクール」を運営しております。操縦技術はもちろん、航空法などの法的知識や、事故を防ぐためのリスクマネジメントを指導しています。今回、情報発信力のある大和ハウス プレミストドームを活用させていただき、ドローンが社会でどう役立つかを可視化する拠点とし、技術の社会実装を加速させてまいります。
北日本スカイテック 代表取締役社長 北濱 宏一 氏
北日本スカイテック(株)は、北海道でいち早く産業用無人ヘリコプターによる農薬散布を開始しました。日本の農業におけるドローン活用は世界でもトップクラスの広がりをみせており、機体もエンジンから電動化へと進化を遂げています。ドローン市場は、2030年に1兆円規模となることが見込まれており、農業だけでなく防災やモニタリングなど活用領域も拡大しています。国内でも競技人口が増えてきたドローンサッカーは、eスポーツとリアルスポーツが融合した次世代競技であり、今まさに世界的な盛り上がりを見せています。当社は、「競技性」・STEM 教育としての「教育性」・誰もが参加できる「ユニバーサル性」を追求し、新たなスポーツ文化と技術教育を発信してまいります。
このたびの協定締結により、人材育成を軸に大和ハウス プレミストドームから社会実装を加速させ、アジアナンバーワンを目指し、連携成功へ全力で挑みます。
レンタコム北海道 代表取締役社長 片桐 大 氏
総合レンタル業として道内全域をカバーする当社は、ドローンの機器販売・レンタルから、測量・3次元設計、人材育成までを担う「ワンストップ体制」を強みとしています。資材運搬や測量などをドローンでDX化し、省人化と生産性向上を図る取り組みが進んでいます。
本協定においては、この専門的なノウハウに加え、イベント事業の知見や豊富なレンタル資産を柔軟に活用し、円滑な運営を支えるとともに、ドローンの社会実装に向けた基盤づくりに貢献してまいります。
札幌ドーム 代表取締役社長 阿部 晃士 氏
私たち大和ハウス プレミストドームは、「Dreams Move Again」をテーマに掲げ、プレミストドームから北海道・札幌を元気にするという PURPOSE を明確にしました。その実現に向け、成長産業であるドローンに着目し、プレミストドームを“ドローン実装の拠点”へと進化させることを目指しています。
ドローンは、空撮、農業、測量・点検、物流、教育、エンターテインメント、そして災害対応や警備など、私たちの暮らしを支えるあらゆる分野で活用が広がっています。特に北海道は広大な土地を持ち、農業・インフラ・防災など、ドローンが力を発揮できるフィールドが無限にあります。
プレミストドームがその“起爆剤”となり、札幌・北海道を日本のドローン先進地域へと押し上げていきたいと考えています。
連携する3社は、空撮・農業・測量点検と、それぞれの分野で圧倒的な実績を持つプロフェッショナルです。この4社連携は、単なる協業ではなく、北海道の未来をつくるための“共創”です。まずは実装を進めながら、将来的にはシンクタンク機能の構築も視野に入れ、プレミストドームが札幌・北海道の課題解決に貢献する“知の拠点”を創っていきたいと考えています。
