2026年1月23日、NTTドコモ・ベンチャーズは、自然言語でカメラ映像をリアルタイム解析できるエージェント型AI映像解析プラットフォームを提供するイスラエルのArgu Eye(以下、Argu社)に出資したことを発表した。

映像解析画像

 Argu社のエージェント型AI映像解析プラットフォームは、映像内容を理解・要約する生成AI技術「Generative Video Intelligence」と、自然言語の指示に基づき映像解析を自動実行する「Vision Agents」を組み合わせている。これによりAIエージェントを数秒で生成し、従来必要とされてきた大量のアノテーションや個別のモデル開発、追加のエンジニアリングを行うことなく、ユーザーが文章で指示するだけで、監視や安全管理、セキュリティ、コンプライアンス、オペレーション管理などに関するAI機能を迅速に構築・更新できる。

 現在、港湾や電力・ガス・水道などの社会インフラや重要インフラ施設を中心に実証・導入が進んでおり、事故予兆検知や危険行動の早期把握、運用状況の可視化などへの活用が期待されている。今後、交通・物流などのモビリティ分野やスタジアム、カジノ、小売店舗といった人手による監視や運用負荷が高い現場においても、既存カメラを活用した安全性向上や業務効率化の手段としての展開が期待される。

 NTTドコモグループは、今回の出資を通じてArgu社との連携を強化し、日本市場におけるエージェント型AI映像解析プラットフォームの活用と、現実世界を見て理解、判断し、アクションにつなげるフィジカルAI領域での新たな価値創出を推進する方針だ。