2025年9月11日、アスラテックは、三精テクノロジーズが所有する4足歩行型ライド「SR-02」の新モーションを追加するにあたり、ロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」による技術協力を行ったと発表した。
SR-02は、4足歩行により移動する乗り物(ライド)で、主にエンターテインメント用途のロボット。現在開発されているプロトタイプ機は、全長が約3.6m、全幅約2m、全高約2.7m(歩行時)となっており、4人が搭乗して歩行移動ができる。従来から、歩行(前進・後退・右左折)をはじめ、人が乗降するための屈伸動作、ローリング、ピッチングなどができたが、今回、三精テクノロジーズとアスラテックが協力し、前かがみの姿勢(前屈)と、頭を上げた姿勢(後屈)の新モーションを追加した。
今回追加したモーションは、2025年9月16日から28日まで、大阪・関西万博の会場内で開催される「未来のロボット展 Geared by V-Sido」に出展する、ロボットアーム搭載仕様の「SR-02 Ver. GOI」にも実装されている。同展示会では、新モーションの実演やSR-02に取り付けられたロボットアームのデモンストレーションを披露する。なお、ロボットの動態展示は不定期に行い、日程や時間帯によっては静態で展示する。
三精テクノロジーズとアスラテックは、大阪・関西万博に向けた戦略的パートナーシップを締結しており、SR-02の新モーションの開発や展示会出展はその一環として実施したものとなる。
「未来のロボット展 Geared by V-Sido」概要
| イベント名 | 未来のロボット展 Geared by V-Sido |
| 会期 | 2025年9月16日(火)~9月28日(日) |
| 開館時間 | 9:00~21:00 |
| 開催場所 | 大阪・関西万博会場内 ロボット&モビリティステーション(エンパワーリングゾーン) |
※大阪・関西万博会場への⼊場料や入場手続きが必要。
※展示会の観覧に予約は不要。
