2025年8月28日、Liberaware(以下、リベラウェア)は、韓国・ソウルを拠点とする上下水道インフラの点検および管理の自動化に特化したAI・ロボティクス専門企業のMorphing I と、上下水道点検およびインフラ管理分野における協力のための業務提携に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。

写真:リベラウェア、Morphing I のロゴ

 リベラウェアは、屋内狭小空間の点検・計測に特化した小型ドローン「IBIS2」の開発・製造・販売を通じて、インフラ維持管理や安全性向上に取り組んできた。

 Morphing I は上下水道管点検に特化したAIベースのロボティクスソリューションを提供しており、パイプ内部の構造的欠陥検出・3Dデータ化・自動レポーティング等において高い技術力を有している。

 今回のMOU締結により、上下水道点検ソリューションの実効性と市場拡大を共同で推進する。

【協業内容】

  • 韓国および日本市場における共同マーケティング活動
  • 製品関連情報の共有
  • 協調的なプロモーション活動
  • 製品・サービスの共同研究開発

 今後、韓国と日本の上下水道をはじめとする社会インフラ点検の安全性および効率性向上に注力する。また、自治体・公共企業体・民間施設など幅広い現場で活用可能な次世代スマート点検モデルを提示していく予定だ。