2025年7月30日、ROBOZ(ロボッツ)のエンターテイメント事業部であるROBOZエンターテイメントは、2025年9⽉より屋外ドローンショー事業を本格的に開始すると発表した。

 ドローンショー・ジャパンと提携し、同社が開発した国産ドローン「DSJ MODEL-X」を導⼊。初年度は全国で20公演の実施を⽬指す。

写真:ドローンショーで夜空に描かれたハートのモチーフ

 ⾳楽・照明・ナレーション・映像演出とシームレスに融合できる次世代型パフォーマンスである屋外ドローンショーは、花⽕よりも騒⾳・環境負荷が低く、再利⽤性も⾼いことから、持続可能な演出⼿法として注目されている。

 海外では⼤規模イベントや国際的な祭典でドローンショーが実施されており、国内市場も2023年以降に急成⻑段階に入り、観光地での誘客イベントや企業の周年記念事業、地域活性化イベントなど、幅広いニーズに応えるコンテンツとして関心を集めている。

 ROBOZは、2025年4⽉にエンターテイメント事業部のROBOZエンターテイメントを開設。インドアドローンショーを中⼼としたドローンエンターテイメント事業に取り組んでおり、2025年9⽉より屋外ドローンショー事業を本格的に開始する。

 今回導⼊するドローンショー専用機体のDSJ MODEL-Xは、国産製造・設計による安全性と信頼性を備え、強⾵・⾬天下でも運⽤が可能。最⼤⾶⾏時間は20分間。高い照度のLEDを搭載している。

 ROBOZエンターテイメントは、東海エリアを⽪切りに、関東圏・関⻄圏での展開を予定している。2026年度以降は、年間100公演以上、全国主要都市への常設化、グローバル展開も視野に⼊れ、体制を拡充する方針だ。

写真:LEDを点灯させた「DSJ MODEL-X」
写真:4機が重なりLEDを点灯した「DSJ MODEL-X」
写真:ドローンショーで夜空に描かれた「HAPPY NEW YEAR 2025」、ヘビ