2024年10月10日、ドローンショー・ジャパンは、東京科学大学(旧東京工業大学)が運営するインキュベーションスタジオ「INDEST」に、東京本社を開設したことを発表した。

 首都圏の多彩な人材が集まる環境で、技術革新と事業拡大に必要な各分野のエキスパートを採用するほか、先端技術環境を活用した研究開発の推進、産学連携や他企業との協業機会を拡大し、技術力を強化する。また、大規模イベントや企業PRの需要開拓、首都圏の幅広い業界へドローンショーを提案することで市場拡大を狙う。

写真:ドローンショーの機体を手に、東京科学大学の銘板の前に立つ4人
写真:東京本社の入口
東京本社の中の様子。PCに向かい座る複数のスタッフ
東京本社の中の様子。PCに向かい座る複数のスタッフ(別アングル)

 ドローンショー・ジャパンは、2024年7月31日付で、東京工業大学(現東京科学大学)の研究成果や人的資源等を活用して起業したベンチャー企業に対して授与される「東工大発ベンチャー」の称号を得ている。

 同社が東京本社を開設したINDESTは、「世界を変える大学発スタートアップを育てる」をミッションに掲げる東京科学大学イノベーションデザイン機構が運営するインキュベーションスタジオ。スタートアップの成長を支援するとともに、アカデミックアントレプレナーの志を実現するための場を提供している。

ドローンショー・ジャパン 代表取締役 山本雄貴氏のコメント

 ドローンショー・ジャパンは、このたび石川本社に加え、東京本社を開設し、2拠点体制での事業展開を開始いたしました。これにより、全国におけるさらなるドローンショーサービスの提供を加速させ、より多くのお客様のニーズにお応えできる体制が整いました。

 特に、東京本社の開設は私にとって感慨深いものがあります。母校である東京科学大学(旧東京工業大学)が運営するインキュベーションスタジオ内に拠点を構えることができ、大学との連携をさらに強化できる環境が整いました。また、東工大発ベンチャーの称号を授与されたことは、私たちの技術力と革新性が認められた証であり、大変光栄に思っています。

 この新体制では、私たちの強みである開発技術力を最大化し、さらにドローンショーの企画・制作および営業を強化することで、クリエイティブな発想と顧客ニーズを直接結びつけます。この両輪が東京、石川で効果的に機能することで、当社のドローンショーと専用機体が国内、さらには世界へと展開していくことでしょう。

 弊社は、最先端のドローンショー技術を追求しながら、常に変化する市場ニーズを的確に捉え、両者を融合させることで、業界のリーダーとしての地位を確立するとともに、この新体制を基盤に、革新的なサービスの創出と持続的な成長に全力を尽くしてまいります。

 皆様の変わらぬご支援とご期待を、心よりお願い申し上げます。