TEADは、同社リモートIDの後継機種「TD-RID-S」の販売を2024年8月に開始した。

写真:卵と並んだTD-RID-S。

 機器サイズは37×28×8mmの超薄型設計(電池内蔵)、重量9gと省スペース軽量化を図り、機体の長時間飛行、安定飛行に貢献する。高性能無線技術と特許技術ベースの設計により、高いGPS受信性能とBluetooth長距離伝送、機体への電磁界非干渉のノイズレスを実現し、機体の長距離通信が可能となっている。国内開発・国内生産、1年保証。

 同社は、高セキュリティと技術流出の防止に向け、国内関係省庁との情報共有にも取り組んでいる。

写真:指でTD-RID-Sを持つ様子。厚さ8mm、重さ9g。
写真:TD-RID-Sのサイズ、各部分説明。
写真:スマートフォンとつないでTD-RID-Sを充電する様子。
写真:従来機器(TD-RID)との比較。

【製品仕様】

写真:TD-RID-Sの外観。
無線方式Bluetooth 5.X Long Range(GPSモジュール内蔵)
周波数2402〜2480MHz
性能高効率放射EIRP、ノイズレスEMS
送信電力5dBm
操作時間6時間
充電時間・電池タイプ1.5時間・リチウムポリマー(Type-C)
防水性IPX4相当
使用環境条件-10〜50°C、湿度90%以下
サイズ・材質37×28×8mm(ポリカーボネート)
重量9g
通信距離300m以上(地上見通し)
規格適合日本電波法認証、Bluetooth SIG認証、国交省RID技術規格