レッドクリフは、2024年5月27日、花火搭載ドローンを用いたドローンショーのテスト飛行に成功した。
ドローンの性能は日々進歩し、搭載可能な機器も多様化している。花火を搭載したドローンは、地上から打ち上げる従来の花火では実現できなかった複雑な動きやフォーメーションを空中で描くことができ、ダイナミックな演出が可能。また、ドローン操作はリモートで行うため安全性が向上し、花火だけでなくドローンによる演出が加わることで煙や残留物が少なくなり環境負荷を軽減する。
同社は、2024年5月27日に茨城県取手市で、花火搭載ドローンのテスト飛行を実施。機体は秋田県大曲の花火会社と共同開発した。
今回のテスト飛行では、1,000機のドローンを使用し、そのうち100機が花火を搭載してショーを行った。空中で高度にシンクロしながら自動制御のプログラミングによって花火を点火するという演出を実現し、ドローンで描いた鳥の羽から花火を発射した。
レッドクリフは技術改良と安全対策を進めるとともに、企業や自治体と連携し、今後、全国のさまざまなイベントなどでの実用を目指す。
