自律飛行型ドローンの開発・販売を手がける米国企業SkydioとKDDIは、2024年5月7日に資本業務提携を締結した。

 この提携により、KDDIの5Gをはじめとする通信技術や、KDDIスマートドローンのドローン運航管理技術、Skydioの自律飛行性能を有するドローンを組み合わせ、点検・監視業務の効率化や、災害時における迅速な情報取集などを可能とする。

 また、KDDIはアジア太平洋地域(APAC)の11か国(※1)でのSkydio製品の独占販売権を取得。Skydioのプライマリーパートナーとして、KDDIグループのグローバルな販売チャネルを活用し、ドローン事業のグローバル展開にSkydioと共同で取り組むとしている。

※1 韓国、台湾、シンガポール、モンゴル、タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシア、マレーシア、バングラデシュ、カンボジアの11か国。

【提携の目的・内容】

1. Skydioのドローン技術と、KDDIグループの通信やデータ解析技術を掛け合わせたソリューションの構築および展開。

2. KDDIグループが持つグローバルな販売チャネルの活用による、Skydioのプロダクトのアジア太平洋地域(APAC)などへのグローバル展開。(民間企業などへの販売に限る)

SkydioのAI搭載自律飛行ドローン「Skydio X10」(出典:Skydio)
(出典:Skydio)