ANAホールディングスとグローバル・ブレインは共同で、2024年4月11日に、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「AH-GB未来創造投資事業有限責任組合(通称:ANA未来創造ファンド)」を設立する。

 新規事業創出の加速や航空非連動事業の強化による新たな収益機会の獲得を目的としており、航空事業の収益性改善や顧客体験価値の向上が期待できる領域において事業を展開する、将来有望なスタートアップ企業への投資を通じて、スタートアップ企業の成長を支援しながら新たな価値を共創することを目指す。

 グローバル・ブレインは同ファンドの運営において、有望企業の発掘や投資判断、多面的な経営支援、IPO支援などを行う。

 主な投資領域は「次世代モビリティ関連(エアモビリティ、MaaSプラットフォーム、Universal MaaS、ドローン、宇宙等)」「顧客基盤活用ビジネス関連(Fintech、データ解析、NFT等)」「カーボンニュートラル関連領域(SAF等の燃料、DAC等のネガティブエミッション技術、グリーンエネルギー、カーボンオフセット等)」「航空サービス・オペレーション関連(ロボティクス、AI、自動運転技術等)」。

投資先事業イメージ
名称AH-GB未来創造投資事業有限責任組合(呼称:ANA未来創造ファンド)
ファンド規模80億円
運用期間10年間
主な投資領域次世代モビリティ関連(エアモビリティ、MaaSプラットフォーム、Universal MaaS、ドローン、宇宙等)、顧客基盤活用ビジネス関連(Fintech、データ解析、NFT等)、カーボンニュートラル関連領域(SAF等の燃料、DAC等のネガティブエミッション技術、グリーンエネルギー、カーボンオフセット等)、航空サービス・オペレーション関連(ロボティクス、AI、自動運転技術等)、その他
投資ステージシード・アーリー・ミドル(アーリーステージに注力)
投資地域全世界(ただし、概ね日本6割/海外4割)
無限責任組合員グローバル・ブレイン
有限責任組合員ANAホールディングス