2024年8月8日、レッドクリフは電通ライブと共同で、夜空を活用する広告エンターテインメントソリューション「YOZORA(ヨゾラ)」の提供を開始することを発表した。

星空を背景にしたYOZORAのロゴ

 YOZORAは「ドローン×花火×サウンド」による、夜空を舞台としたエンターテインメントソリューション。ナイトタイムエコノミー(夜間の経済活動)の活性化や地域ブランディングに向けたショー、IPコンテンツや企業のプロモーションを目的としたショーなど、新たな体験を提供する。

 コンセプト開発やショーの総合演出、飛行エリアの許可申請、本番の安全で円滑な運営など、すべてをワンストップで対応。また、企画段階からの完全シミュレーションにより再現性の高い演出を行う。

夜景に浮かぶ光の演出や花火
ビル群の夜景に浮かぶQRコードとメッセージ「#YOZORA」

 都心部でのドローンショーは、生活者の視認率が高く、メディア動員も容易で話題化に適している一方、ドローン飛行の安全性確保などの観点から、会場の確認事項や各種許可申請等に時間を要し、実施を断念するケースが多かった。

 電通ライブのイベント会場検索サイト「VENUE LINK」内に集約された情報をYOZORAプロジェクトと連携し、実施可能なスペース、会場候補をあらかじめ確保しておくことで、許認可やロケハンにかかるコストと時間を大幅に削減する。また両社は、ランドマークや注目のエリアなど、従来は実現が難しかった会場も開拓するとしている。