JTB、神戸クルーザー、レッドクリフは、2025年の大阪・関西万博を見据え、訪日外国人観光客を含む国内外の団体客向けに、神戸の夜景とドローンショーを貸切で船上から楽しむプラン「BAY VIEW KOBEの特等席!港の夜景をデザインする、貸切ナイトクルーズと洋上のドローンショー」を2023年11月8日より販売する。

洋上ドローンショー・クジラ(イメージ)
海からの神戸の夜景(イメージ)

 神戸市はコンベンション誘致を積極的に展開し、開催件数は東京23区に次いで全国第2位(日本政府観光局(JNTO)発表、2019年「国際会議開催件数」)。一方、第3位の京都市との差は縮小してきている。

 近年、国際会議をはじめとするMICE(※1)誘致においては、ユニークベニュー(※2)と呼ばれる特別感や地域特性を生かした開催場所を希望されるケースが増している。

 神戸においても地域特性を生かしたユニークベニューを提供するため、みなと街神戸の夜の魅力である夜景を海上から楽しむ貸切クルーズと、ドローンショーを組み合わせたプランを開発した。

 コロナ禍によってリモート・コミュニケーションが整備されたが、MICEにおいてはリアル開催があらためて注目され、企業においても記憶に残るコミュニケーションの機会へのニーズが高まっているという。

 同プランにより、神戸の新たなユニークベニューとして国内外からのMICE団体誘致、さらには2025年大阪・関西万博の開催期間中の訪日外国人MICE団体の誘致につなげ、神戸への誘客拡大を目指す。

※1 MICE:Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、Convention(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語。

※2 ユニークベニュー(Unique Venue:特別な場所):「博物館・美術館」「歴史的建造物」「神社仏閣」「城郭」「屋外空間(庭園・公園、商店街、公道等)」などで、会議・レセプションを開催することで特別感や地域特性を演出できる会場。

プラン概要

名称 :「BAY VIEW KOBEの特等席!港の夜景をデザインする、貸切ナイトクルーズと洋上のドローンショー」

設定期間 :2023年11月8日(水)~2026年3月31日(火)
※年末年始・ゴールデンウィーク・船舶点検日など、一部除外日あり

実施内容 :「THE KOBE CRUISE ルミナス神戸2」貸切クルーズとオリジナル・ドローンショー(基本400機使用)。コースまたはブッフェ形式のディナークルーズまたはカクテルクルーズ、各種会議の設営も可能。

所要時間 :約1時間45分(神戸港メリケンパークから日没前に出航~サンセット~夜景~ドローンショー)

対応人数 :最大860名(立食ブッフェスタイル、ルミナス神戸2内、6会場合計数)。ドローンショーは、主に屋外デッキにて鑑賞。

実施費用 :クルーズの食事内容、ドローンの機体数、アニメーションの変更など、要望により料金は異なる。

 主催者のロゴマークやメッセージをドローンで表現するPR(プロモーション)も可能。

ルミナス神戸2と夜景(イメージ)