2023年6月26日、ブルーイノベーションは、東京海上日動火災保険(以下、東京海上日動)が提供する、事業者・個人ともに加入でき、国内販売されるすべてのメーカーのドローンを対象としたドローン保険「SORAPASS会員のためのドローン保険」の取り扱いを7月3日より開始すると発表した。

 ブルーイノベーションが提供するドローンパイロット向けプラットフォーム「SORAPASS」の会員向け保険で、東京海上日動のドローン保険Web加入システムを通じて申し込みを受け付ける。

※重量、用途、機種などにより対象外となるドローンがある。

 機体の補償については、基本的な補償を行う「機体補償シンプル」、機体補償シンプルに加えて第三者に機体を貸し出す際も補償対象となる「機体補償プラス」、機体補償シンプルに加えて修理時の事故の補償など特約が充実した「機体補償 修理・代替品・訓練対応(事業者のみ)」の3つのプランがある(1機ずつ加入)。機体の補償プランのほか賠償責任の補償プランも用意している。

 2022年12月5日の改正航空法施行に伴い、無人航空機の有人地帯での目視外飛行(レベル4)が解禁されたことを受け、市街地での目視外飛行などドローンの活用範囲は広がりを見せている。同年6月には100g以上の無人航空機の登録が義務化され、登録機体数はすでに30万機を超えている。

 ドローンの市場は今後も大きく拡大することが見込まれており、これまで以上にさまざまな分野での利活用の進展が期待される。活用機会の増加に伴い、事故に対する懸念も増しており、適切な補償確保へのニーズが高まっていることから、同保険の取り扱いを開始する。

 同保険はドローンを所有するSORAPASS会員が加入対象となり、申し込みの際はSORAPASSへの会員登録(無料)が必要となる。

▼ドローンパイロット支援サービス 特設ページ
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