2023年9月1日、ドローンソリューション企業のJDRONEは、同社の所属するトーテックアメニティの完全子会社であるヘキサメディアについて、JDRONEを存続会社、ヘキサメディアを消滅会社とする吸収合併を行った。

 エンルートの空撮専門事業部としてスタートしたヘキサメディアは、2015年3月の独立以来、高い専門知識による空撮技術と映像品質を提供してきた。2023年6月にトーテックグループとなり、今回の吸収合併を実施したことで、JDRONEはさらなるドローンソリューションの拡大と発展を目指すとしている。

 ヘキサメディアは、火山の火口調査や離島撮影等の特殊撮影にも取り組んでいる。一方、JDRONEは、ドローンを活用した森林調査や原子力防災、無人ヘリコプター運用など特化分野において積極的な事業展開を進めている。今回の吸収合併は、事務・営業効率の向上、ドローンパイロット技術の高度化・細分化に対応するために実施したものだという。

 合併日である2023年9月1日以降、従来のヘキサメディアの業務や同社に対する債権および債務、ドローンパイロットはJDRONEに承継され、同社の特殊空撮、映像撮影のブランド「ヘキサメディア」として事業展開を進めるとしている。