2022年7月11日、T2Rは、インドアドローンショーVer 1.0を刷新し、飛行時間が7分以上(推奨時間は5~6分)となり表現力が増したVer 2.0の提供を開始したことを発表した。

 卵型の外観を持つVer 2.0のドローンは、360度にLEDを照射することで、上方や下方からも視認性の高いショーを実現する。LEDの出力パワーは3W、あらかじめプログラムすることで多彩な色を点滅させる。

 重さ83g(バッテリを含む全体重量は150g)のインドアドローンは、ソフトな素材のプロペラガードとケースで作られており、周囲の壁や床を傷つけることはない。また、風速4mの中でも飛行を続け、照明、レーザー、スモークなどとともにパフォーマンスが行える。アーティストの動きに合わせたフォーメーションをプログラムすることで、アーティストの指示を受けてドローンが飛行しているかのように見せることもできるという。

 プログラムはアニメーションやVFXなどに用いられるCGファイル形式にも対応しており、主催者が制作したAlembicやFBXファイルによってドローンの動きをそのまま再現することも可能だ。