2022年6月8日、シー・エフ・デー販売(CFD販売)は、同社が代理店を務める水中ドローンの開発・製造企業のQYSEA社が、独自開発した水中AIプラットフォームと、同プラットフォームの新機能「Vision Lock」を公開したことを発表した。

 Vision Lockは、AIにより画面上のターゲットを識別し、ロックしたターゲットとの距離を自動的に保ちながらホバリングする機能となる。AIによるターゲットの識別により直感的な操作で対象をロックすることができ、水流のある海中などでも自動的に本体位置を制御し、ターゲットを中心としたノーズインサークルなど複雑な動きをする撮影なども容易に行うことができる。

 AIプラットフォームは、FIFISHシリーズの全ての機種(FIFISH W6、FIFISH V6 PLUS、FIFISH V6 EXPERT、FIFISH V6s、FIFISH V6)に対して、スマートフォンアプリのアップデートのみで導入可能。

ターゲットをロックすることで、対象を中心に旋回する撮影手法や、動的に追跡した映像撮影が可能。
水中設備点検では損傷箇所やチェック箇所を直感的な操作で調査可能。海洋調査にも対応する。