2021年12月22日、金沢に拠点を置くドローンショーは、ドローンショー用の新機体「unika」を発表した。

 従来より軽量で安全性を高めた機体として開発を行い、重さは従来比の約3分の1となる350g。衝突時の衝撃を和らげる構造となっており、落下して物に当たっても被害を抑えることが可能だという。実証実験では、風速13mでも飛行することを確認している。同社では2022年夏までに240機を生産する予定だ。

 unikaという名称は、「唯一の」「ひとつになる」といった意味を持つUni、同社の出発点である「金沢(kanazawa)」の頭2文字から成り立っている。より多くの人々に同社の唯一のショーを楽しんでもらい、金沢から全国に、それを観た人々の心がひとつになるような体験を広げていきたいという想いを込めたのだという。