ソニーは、スタートアップの創出と事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program」によるスタートアップ支援サービスの一環として、エアロセンスの国産ドローン「AEROBO(エアロボ)」の導入法人パートナー募集を、 11月10日より同社のクラウドファンディングサイト「First Flight」にて開始することを同日発表した。

▼エアロセンス「AEROBO」導入法人パートナー募集ページ(First Flight)
https://first-flight.sony.com/pj/aerobo

AEROBOについて

 AEROBOには3つのラインナップがあり、多岐にわたるソリューションに向けた自動飛行、有線給電による長時間連続飛行、最高時速100km 最大飛行距離50kmでの自動飛行など、それぞれ特長を備えている。

1. AEROBO(エアロボ)AS-MC03-T/汎用型ドローン

 物資輸送・点検・災害調査など多岐にわたるソリューションに向けた自動飛行型ドローン。可搬重量3kg、防水防塵(IP43)。
募集パートナー:ドローンスクール運営会社、インフラ点検会社等

災害調査の様子(アクションカム搭載)

2. AEROBO onAir(エアロボオンエア)AS-MC03-W2/有線給電伝送ドローン
 有線給電により長時間連続飛行し、光ファイバー経由で低遅延非圧縮の4K映像中継が可能な国産ドローン。30倍ズームでも映像はスムーズで、カメラも含めて防水防塵。有線制御のため無線の外乱の心配もない。
募集パートナー:放送局、警備会社等

AEROBO onAirによる「第87回日本プロゴルフ選手権大会」(日本テレビ)生中継映像より

3. AEROBO wing(エアロボウイング)AS-VT01/全自動垂直離着陸型固定翼ドローン
 垂直離着陸のため場所を選ばず、最高時速100km、最大飛行距離50kmで自動飛行が可能。衛星写真よりもタイムリーかつ高精度に、セスナやヘリよりも手軽に、広範囲な写真測量・精密農業・点検・調査を実現し、山間部や離島間における物流の効率化、防災や災害調査、緊急搬送などにも貢献する。
募集パートナー:航空測量会社、インフラ点検会社等