2020年10月1日、ドローン・ライトショーを展開するT2R(ティーツーアール)は、多数のLEDドローンを飛行させて、上空に商品やロゴ、メッセージの立体的な動画アニメーションを描くサービスを開始したことを発表した。

 多数のLEDドローンによる空中のアニメーションは、巨大なデジタルOOH(Out of Home、屋外広告)でもあり、写真映えするものでもある。そのため、今までもLEDドローンを見た者がその風景を撮影し、様々なSNSを通じて動画拡散するという拡散力の強いコンテンツであった。

 同社では、このLEDドローンによるアニメーションを別のドローンで撮影し、約1分の動画に仕上げるサービスを開始した。ドローンによる空撮映像は迫力があり、ドローン編隊のLEDアニメーションによって描かれた商品やロゴ・メッセージと市街地や観光地などの景色により、印象的な動画に仕上がるという。

 また、LEDドローンはQRコードを表示することも可能。スマートフォンのカメラでドローンアニメーションのQRコードを読み取ることで、企業サイトに誘導することもできる。

 SNSや動画拡散サービスとも連携し、制作した動画を効果的に全国に発信するためのアドバイスも行うなど、LEDドローンの飛行から撮影、編集、拡散までワンストップでサービスを提供する。

(左)QRコード(右)飲料メーカー
(左)携帯キャリア(右)医療応援メッセージ

サービスの特徴

1. 多数のLEDドローンによるインスタジェニックなアニメーション
2. QRコード表示
3. ドローン撮影を利用した迫力ある映像制作
4. 安価な映像動画制作
5. プレスリリースの発信、SNS・動画拡散のサポート

※T2Rは、DAMODA(中国)のドローンを落下させないLEDドローンフォーメーションシステムを使用している。DAMODAは中国の珠海で、ギネス世界記録のタイトル「同時に飛行する台数が最も多いドローン」に挑戦し、世界記録を大幅に更新する3,051台による同時飛行を成功させている(2020年9月20日)。また、同社は40余りの都市と地区で2,000以上の公演実績をもつ(海外実績)。