2020年9月17日、ドローン事業を展開するKMTは、米国Autel Robotics社との代理店契約を締結し「EVO II」シリーズの日本における販売を開始することを発表した。

EVO IIイメージ

カメラ ラインナップ

 EVO IIシリーズは、飛行する機体は全て同じで、最大飛行時間は40分、全方向性障害物回避システムを搭載している。折り畳み式ドローンでは珍しくカメラの交換が可能で、カメラは大きく分けて下記3種類となっている。

製品ラインナップ ※EVO II Dualは発売時期調整中

EVO IIの特性

 全方向に向いている合計12個の視覚センサーによる障害物回避システムを搭載。

 日本国内での最大伝送範囲は約5kmで、広範囲の飛行が可能である。また、専用のライブデックを使用すると、機体から伝送されてきた映像をHDMI出力して、モニターやタブレットに映すことができる(別売)。

 また、EVO IIを飛行させる際は「アカウント不必要」「オフライン状態での飛行可能」「飛行ログをサーバー転送しない」などの情報セキュリティにも優れている。通常では、スマートフォンなどのデバイスを装着して運用するが、コントローラーに小型液晶画面が装備されているので、デバイスを接続しない完全オフラインでの飛行も可能。

EVO IIセンサー1
EVO IIセンサー2

 9月29日、30日に行われる第5回Japan Drone展にて、Autel EVO II、EVO II Proなどの実機を展示する。当日はSNSにてライブ配信も行う予定である。

会期:2020年9月29日、30日
開場時間:10:00~18:00
主催:日本UAS産業振興協議会(JUIDA)
出展場所:N-11
Japan Drone 2020 公式サイト:https://ssl.japan-drone.com/index.html

製品イメージ
EVOLVE with EVO II Series(Autel Robotics)