長崎県五島市では、ドローンを用いて、海洋ごみの漂着状況の把握とごみ量の数値管理をし、ごみの漂着状況の一般認知度の上昇と、マップデータ上でのごみ量の見える化及びごみ処理タイミングの適正化を図るため、海洋ごみ事業業務を行う事業者を募集している。応募期限は11月11日(月)。

【公募型プロポーザル実施要領】五島市HPまるごとう
https://www.city.goto.nagasaki.jp/s049/040/030/010/090/20190919232425.html

五島市ドローンi-Landプロジェクトについて

 長崎県五島市は、平成30年8月、ドローン i-Landプロジェクトが内閣府地方創生推進交付金事業の採択を受け、5カ年事業で、ドローンを離島間無人物流、海洋ゴミの調査、農地の作付確認等への活用を行い、関係産業の集積と関連雇用の創出を目指す取組みを実施している。

高浜海水浴場

事業の目的

 長崎県五島市において、無人航空機(以下 ドローン)を活用した、海洋ごみの漂着状況の把握とごみ量の数値管理を行い、市民を含めた様々な地域のステークホルダーと共有することで、ごみの漂着状況の一般認知度の上昇と、マップデータ上でのごみ量の見える化、及びごみ処理タイミングの適正化を目的とする。

 海岸に漂着するごみ量を何らかの方法で数値化し、処理のための閾値を設定し、漂着量がその閾値を超えた際に海岸管理者に通知を行うことで、効率的、効果的なごみ処理の仕組みを確立する。また、マップ機能を設け、ごみの漂着状況を広く一般に共有する仕組みを構築することで、より多くの人に海岸の状況を知ってもらい、関与してもらうことで、より美しい海岸線を保つことにつなげたいと考えているという。

大瀬崎断崖

 長崎県五島市が日本海の西端の自治体として、海のごみ問題に積極的に取組み、日本全国におけるロールモデルとなることを目指す。また、同事業において、市内に雇用を生み、市内の人材を中心として、地域課題に取り組む、としている。

 本年は、対象とする海岸の範囲は市内一部の地域に限ることを想定しているが、将来的には五島市全域を対象区域とした取組みを目指す。

玉之浦湾

受託事業者の選定方法について

 受託者は、公募型プロポーザル方式で選定する。

委託業務の概要

・業務名 :令和元年度 五島市ドローンi-Landプロジェクト「海洋漂着ごみ調査・管理海岸みまもり事業」

・業務内容 :仕様書のとおり( https://www.city.goto.nagasaki.jp/s049/02_1_Kaiyogomi_Shiyo.pdf

・委託期間 :契約締結日から令和2年3月27日(金)まで

・契約相手方の選定方法 :公募プロポーザル方式
 提出された企画書と企画提案者によるプレゼンテーション及び、企画提案者に対する質疑回答の内容を審査する審査会を開催する。審査会ではあらかじめ定められた審査基準に基づき厳正かつ公平に審査を行い、随意契約の相手方となる候補者を選定する。

・見積限度額(予定価格) :9,680,000円(内消費税及び地方消費税880,000円)

・応募書類提出期限 :令和元年11月11日(月)17時必着。(参加意思表明期限:10月30日(水)電子メールにて受付、17時必着)

・提出方法 :持参又は郵送 ※ファックス及び電子メールでの提出は受け付けない。

・提出先 :五島市地域振興部商工雇用政策課 雇用・起業促進班(担当:濵本、堀内)

・スケジュール
10月10日(木):公募開始
10月11日(金):質疑受付開始
10月21日(月):質疑受付終了(12時必着)
10月25日(金):回答の五島市HPまるごとう への掲載
10月30日(水):参加意思の表明期限(電子メールにて受付、 17時必着)
11月11日(月):応募書類の提出期限(17時 必着)
11月13日(水):審査会の開催案内通知(発送日)
11月20日(水):審査会の実施
11月26日(火):審査結果の通知(発送日)
12月2日(月):契約締結・契約補償金の納入

応募の際は、公募要領及び業務仕様書を熟読のうえ応募すること。
公募要領や業務仕様書、その他様式は、五島市公式ホームページまるごとうに掲載している。
https://www.city.goto.nagasaki.jp/s049/040/030/010/090/20190919232425.html

渕ノ元カトリック墓碑群