2019年11月28日、AOSテクノロジーズとオートバックスセブン、オーイーシーの3社は、ドローンサッカー®という競技の活動を通じ、地域コミュニティの活性化を促進することを主たる目的とした「日本ドローンサッカー連盟」を設立したことを発表した。

 AOSテクノロジーズでは、ドローンサッカー®の普及を目指し様々な活動を検討していたが、今回、オートバックスセブンとオーイーシーより日本ドローンサッカー連盟設立の話を受け、その理念・ビジョンに共感し参画を決めたという。

活動内容

 「日本ドローンサッカー連盟」は、ドローンサッカー®に関する以下の活動を通じて、地域コミュニティの活性化や青少年の健全な育成、バリアフリースポーツの導入と展開、浸透、そしてドローン操縦技術の向上を目的とする。

1 . デモンストレーション等のイベント企画・運営
2 . トーナメント大会の開催(地域大会、エリア大会、全国大会、日韓戦、アジア大会、ワールドカップ)
3 . その他ドローンサッカー®普及に関する活動

今後の活動予定

 日本ドローンサッカー連盟への参画企業や会員の募集を開始し、直径40cmの競技用機体を使用した、日本初のドローンサッカートーナメント大会の開催を、12月21日に大分県大分市にて予定している。日本だけでなく、韓国、その他の国や地域のドローンサッカー団体と連携し、2021年から2023年にかけてアジア大会や世界大会を開催、2025年には第1回ワールドカップの開催を視野に入れた活動をしていく。

ドローンサッカー®とは

 日本をはじめ、世界の国や地域で導入が進められている韓国発祥の競技で、球状のプラスチックフレームに覆われた『ドローンサッカーボール®』を使用し、5対5で戦う戦略型チームスポーツである。区切られたフィールド(最大幅20m × 奥行10m × 高さ5m)の空間において、ドーナツ型のゴールにドローンを通すことで得点を競う。オフェンス用ドローン1機で得点を獲得しつつ、他の4機でオフェンスの支援や自ゴールのディフェンスをすることから、スピードだけでなくチームとしての連携など、高い戦略性が求められる競技となっている。

ドローンサッカー®のフィールド
ドローンサッカーボール®

 ドローンサッカー®は、子供から高齢者、体に障がいを持つ者まで、年齢や性別を問わず同じフィールドで楽しみを共有できるバリアフリーな競技である。また、競技を通じてセンサーレスのドローンサッカーボール®操縦に習熟することで、ドローン飛行技術の向上とともに、家族や企業、学校行事、地域のコミュニティなどでのチームワークやコミュニケーションの醸成にも貢献できるものと考えているという。

日本ドローンサッカー連盟HP
http://japan-dronesoccer.com/

※『ドローンサッカー®』および『ドローンサッカーボール®』は、AOSテクノロジーズの登録商標。