2018年7月11日、スカイマティクスとウォーターセルは、スカイマティクスが提供する葉色解析サービス「いろは」とウォーターセルが提供する農業日誌・圃場管理ツール「アグリノート」のシステム連携を目的とした取り組みを開始したことを発表した。
二つのサービスの連携により、アグリノートが記録する日々の営農情報にドローンが空から取得する視覚情報が加わり、栽培経過をより正確に把握し、且つより鮮明に残すことができる。
サービスの紹介
スカイマティクス「いろは」
ドローンで撮影した農地の画像をインターネット上で管理・診断することができるクラウドサービス。大容量の画像・情報を圃場ごとにクラウドに保存し、いつでもどこでも簡単に農地や作物の状態を確認することができる。同社が開発する専用ドローンのほか、市販されているドローンにも対応している。
ウォーターセル「アグリノート」
農場を航空写真マップで可視化し、農作業および圃場の管理やスタッフ間の情報共有をっサポートする営農支援システム。PCブラウザのほか、専用のアプリを利用することでスマートフォンやタブレットからも農作業記録や作物の生育記録の入力・閲覧ができる。
情報連携
2つのシステムが連携することにより、いろはで撮影した画像をアグリノート上の圃場と紐付けて管理することが可能になる。アグリノート上では、新規に画像がアップされた戸世の通知や画像に付されたコメント等の情報を確認することができ、画像を詳細に確認したい場合にはワンクリックでいろはの管理ページに移動することが可能だ。
実績・確認
アグリノートの実績確認機能にいろはの情報が加わる。作業実績や生育状況の記録に空から取得した情報が付き、その時々の圃場の状態を管理できるようになる。作業と結果を時系列に把握することで、栽培の振り返りがより明確に行える。
これらの機能連携を2019年張るの提供開始に向けて取り組んでいく。また、スカイマティクスとウォーターセルは2018年7月12日(木)~7月16日(月祝)の期間で開催される第34回国際農業機械展in帯広に共同出展する。
「いろは」HP( http://skymatix.co.jp/)
「アグリノート」HP( http://www.agri-note.jp/)