2026年5月23日、リックスは、ドローンを用いた外装高圧洗浄に、赤外線・高解像可視光カメラによる外装点検を組み合わせたワンストップ工法「スカイWash・Plus」の提供を開始すると発表した。外装・外壁や屋根など高所部の洗浄に加え、高解像度カメラおよび赤外線カメラを活用した点検を洗浄作業日程中に実施することで、外装衛生管理、異常の早期発見、保全対応の高度化を支援する。

写真:大型洗浄ドローンが外壁に水を噴射する様子、その近くを飛行する赤外線ドローン
大型ドローンが洗浄作業を行い、その後に赤外線ドローンで点検を実施する(画像は合成)

 食品工場では、HACCP運用の高度化や衛生監査への対応強化により、施設全体の衛生管理水準の向上が求められている。特に食品工場は食品の安全を守るため、工場の外観や外部構造には「汚染物質や害虫の侵入を防ぐこと」と「周囲に迷惑をかけないこと」の2つの側面から法的な規制・基準が設けられている。しかし、建物外装や高所配管周辺、屋根部などの外部エリアは、黒かびや黒ずみ、汚れの蓄積に加え、劣化や異常の兆候が見落とされやすく、衛生や安全、建物維持管理に影響を及ぼす可能性がある。

 リックスは、これまでドローンを活用した高所外装洗浄サービス(スカイWash工法)を提供してきたが、今回新たに洗浄だけでなく赤外線や高解像可視光カメラ点検による現状把握までをワンストップで提供するスカイWash・Plusを開始した。外壁や屋根などの高所部に対し、ドローンを用いて洗浄と点検作業を作業内日程中に実施し、衛生対策と状態確認を同時期に行うことで効率的かつ安全な施設管理を支援する。

スカイWash・Plus概念図

 洗浄と点検を同一作業日程内で実施するため、従来の足場設置費用を大幅に圧縮し、施工日数を約4分の1に短縮。労災リスクも最小限に抑えることができる。

【標準施工比較】※面積1000m²:高さ20m×長さ50mの場合

在来工法スカイWash/スカイWash・Plus
総費用300万〜500万円180万〜300万円
施工期間約20日4〜5日
足場設置必須不要
操業停止可能性大最小限

 リックスは、外装衛生管理を単なる洗浄作業ではなく、点検・把握・予防までを含む総合的な管理領域へと拡張させるとしている。