2026年8月27日、モルフォは、東京都立産業技術研究センター(以下、都産技研)が実施する2026年度公募型共同研究において、Prodrone、村田機械の3社共同提案「屋内自律点検ドローン計測サービスの実証」が実証型研究として採択されたと発表した。
研究期間は2026年7月1日から最長1年間。期間中はフィールド実証実験を通じて、屋内環境におけるドローン計測サービスの製品化・サービス提供の事業化を目指す。実証で得た知見を今後の開発に反映し、実際の利用環境に即したサービスの開発・検証を推進する。
都産技研の公募型共同研究(開発型研究/実証型研究)は、クラウドと連携した5G・IoT・ロボット製品開発等支援事業の一環として実施している。今回採択された実証型研究は、クラウドを活用した通信機器、IoT製品、ロボットなどについて、フィールド実証実験を通じて製品化やサービス提供などの事業化を目指す研究開発枠である。
建設業界では、高齢化や人材不足、熟練技術の継承が課題となる中、業務効率化や検査記録の保存に向けた3次元計測へのニーズが高まっている。
モルフォはこれまで、都産技研との「効率的な自律式空間撮像システムの研究・開発」(2024年度採択)や、RGB画像から3D空間を再構成する技術「Morpho Photogrammetry Toolkit」を発表(2026年6月)している。同技術は、建設現場における進捗管理や現場検収、製造業における工場内の点検やレイアウト変更の記録などでの活用を想定している。
今回の研究では、3次元計測・3D再構成に関する取り組みに加え、屋内環境でのドローンを活用した点検・計測サービスの開発・実証を進めることで、産業分野における画像処理・AI技術の活用可能性を広げていく。
なお、3社の具体的な役割や使用機体・センサー・ソフトウェアなどの技術構成、実証場所については、現時点で非公表となっている。
【採択テーマ概要】
| 採択テーマ | 屋内自律点検ドローン計測サービスの実証 |
| 研究区分 | 実証型研究 |
| 共同提案企業 | モルフォ、Prodrone、村田機械 |
| 研究開発期間 | 2026年7月1日から最長1年間(2027年6月30日まで) |
| 研究の方向性 | フィールド実証実験を通じた製品化・サービス提供等の事業化 |
