2021年9月14日、スカイピークと学校法人浅野学園 国際航空専門学校(以下、国際航空専門学校)は、ドローンの専門人材育成におけるパートナー契約を締結し、同月よりスカイピークの「ドローン専門人材育成プログラム」を国際航空専門学校において開始すると発表した。

 このパートナーシップにより、多くの質の高いドローン人材を育成・輩出し、空の産業の活性化を図る。また、高い航空知識を学ぶ次世代人材のドローンによる新産業への参入という選択肢を広げ、新たなキャリア形成の一助となることを目指すとしている。

 国土交通省登録管理団体としてドローン専門人材の育成を手がけてきたスカイピークの知見と、1961年に開校し、国土交通大臣指定の航空従事者養成施設として多くの航空整備士を輩出してきた国際航空専門学校が有する航空専門分野のノウハウを掛け合わせ、高い知識と技術を有する人材育成を推進する。

 今後両者は、同プログラムの提供だけでなく、ドローンに関する正しい知識と安全運用技能を有した、操縦パイロットに留まらないプロフェッショナル人材を輩出し、新規雇用の創出を目指すとしている。

プログラム概要

 2021年度 後期授業より、ドローン概論や取り扱い、法規制や安全運航に必要な知識などのパイロット育成に向けた基礎知識と実技の両側面を網羅したプログラムを提供する。

ドローン概論や構造、各種法規制等について
ドローン運用における基礎操縦技術および安全運航について
就労希望者におけるキャリア支援等

関係者コメント

スカイピーク 高野耀 代表取締役

 国際航空専門学校様は航空業界における高度な技術と知見、そして長い歴史と実績を持たれている教育機関です。本提携を通じ、航空産業を目指す方々に向けて、ドローンやエアモビリティという新産業における新たな道を共に創り出していくことを大変嬉しく思います。管理団体スカイピークとして、単なるパイロット育成にとどまらない、社会実装に求められる次世代の専門人材育成、そして輩出へと繋げてまいります。

学校法人浅野学園 理事長

 ドローン産業は「空の産業革命」と呼ばれるほど様々な業界から注目され、幅広い分野で無限の活躍が見込まれています。航空機は幾多の困難を乗り越えてなくてはならない存在となりました。スカイピーク社様との提携を通じて、時代の先駆けとして、若者たちにドローンについて多くを学び経済や社会に便益をもたらすことを期待しています。