2021年1月22日、テクトレは、idriverplus(智行者)が開発した屋外でも使用可能な自動掃除ロボット「viggo(ヴィーゴ)」を発売することを発表した。自動車の自動運転技術と同様にGPS+RTKを用いて、屋外でもロボットの位置誤差を5cm以内にキープすることが可能。さらに、障害物回避などには米国製のベロダイン社LiDARを2つ搭載している。

 本格的な自動運転技術を搭載した屋外用掃除ロボットviggoは、晴天の日中だけでなく、小雨や小雪でも自動掃除を実行することができる。また、夜間でも照度50ルクスの街灯があれば走行可能。idriverplus開発のLADS(Low-speed Autonomous Driving Suite)を搭載している。

 なお、日本国内で総代理店を務めるテクトレは、viggoの発売と共に国内の企業にLADSパッケージを提供し、様々な低速自動運転技術を応用した製品の開発をサポートして行く予定である。また、2021年2月より無料レンタルを実施する。1企業に付き1ヶ月間、本体レンタル費用を無料で試用できる。

▼viggo 製品情報(idriverplus)
https://idriverplus.jp/products/viggo/

▼LADS(idriverplus)
https://idriverplus.jp/products/lads/