GROUNDは、自律型協働ロボット「PEER(ピア)」を、期間限定で試験導入できる有料サービス「PEERアセスメントプログラム」を、2020年7月1日(水)より提供開始する。

自律型協働ロボット「PEER」

PEERアセスメントプログラム概要

1. プログラムの用途・目的

 本格導入の意思決定を行う前に、固有の環境でPEERを試験的に利用し、得られる効果やオペレーションの体験・評価を行える。

2. 試用期間 :2~4週間

3. 試用可能台数 :6~12台

4. 実施場所と環境

 利用者が有する施設・現場(ネットワークが使用できる環境)、もしくはGROUNDのR&Dセンター「playGROUND(プレイグラウンド)」

5.プログラムの流れ

PEERアセスメントプログラムの流れ

※1〜5は、顧客の要望や環境により変動する。

PEERの特長

1. 先端のSLAM(※1)技術が、カメラおよびLiDAR(光センサー技術)からの情報を融合させることで、リアルタイムにロボット自身が位置情報を取得し、人と協働しながら作業支援を行うことが可能である。また、経路情報を設定することなく自律走行できるため、経路上の障害物を回避した最適な経路を選定する。

2. 物流施設内の作業オペレーションやレイアウトの大幅な変更をすることなく、迅速な導入が可能。

3. 直観的で簡単なタブレット操作により、作業者への教育負担を削減。

4. ニーズや需要の季節波動に合わせ、PEERの台数をフレキシブルに増減できる。

5. ゾーンピッキングの推奨により、 ソーシャルディスタンスの確保に寄与。

GROUNDが推奨する、PEERを活用したゾーンピッキング

※1 SLAM:Simultaneous Localization and Mapping。センサーによって周囲環境を把握し、マップをつくりながら、取得したデータをもとにロボット自身の位置も推定する。