テトラ・アビエーションで開発したeVTOL航空機が2018年から取り組んでいる一人乗り航空機開発コンテスト「GoFly」の最終飛行審査Final Fly Offに進んだ。2/27-29に米国エイムズ研究センターにて実際に飛行させる。teTraは日本から唯一残っているチームである。当日の模様は主催者からYouTubeで配信予定。

 コンテスト終了後もこの航空機の開発を通じて、人が安全に、そして自由に空中を移動する社会を実現する。単に利便性を向上させるだけでなく人と技術と産業が活発に交流する新しいまちづくりに貢献する、との展望を示している。

開発中のteTra3とプロジェクトメンバー

 2018年から2年に渡って行われている一人乗りエア・モビリティ開発コンテスト「GoFly」の最終飛行審査が2020年2月27日から29日にかけて行われる。

「teTra」は「GoFly」に参加するために東京大学博士課程に在籍する中井佑をリーダーとして結成された日本発のプロジェクトチームである。
 「GoFly」は米国ボーイングが後援する賞金総額2百万ドル(約2億円)の1人乗りエア・モビリティの開発コンテストで、2017年9月からエントリーが開始され、これまでに103か国855チームが参加してきた。その中から選ばれた24チームによる「GoFly」の最終飛行審査がアメリカベイエリアのNASAエイムズ研究センターで開催される。

主催者アカウントによる第1次審査通過時のYouTube

▼GoFly公式サイト
https://goflyprize.com/final-fly-off/