GRIFF Aviation ASは、2019年秋に最大ペイロード135kgの業務用ドローンGRIFF135の提供を開始することを、2019年10月24日発表した。GRIFF135は、4年間の研究開発を経て完成した実務で利用可能な重量ドローンである。
GRIFF Aviation ASは、ノルウェーに本社を置く産業用大型ドローン専門メーカー。ドローンと聞くと小型の趣味用ドローンを思い浮かべるのが一般的だが、同社が製造するドローンはその存在感が異なる。
飛行に利用するフライトコントローラーはボーイング社やエアバス社で使われているのと同じものが搭載され、あらゆる任務を完全自律飛行で行うことができる。
GRIFF Aviation ASでは、これらの機体を小型航空機として認可することを推奨しており、各国の航空局やFAA、EASAなどとも連携をしている。現時点では、日本国内でGRIFF135は通常のドローンの規制の範囲で飛行が可能である。
すでに世界中の建設会社、電力会社、国、軍隊などと契約を結んでおり、今後産業用ドローンとして一般的な機体になることは間違い無いという。
GRIFF135の活動の場は下記の通り、多岐に渡る。
・工事現場
・建設現場
・ダム現場
・送電現場
・レスキュー
・消防
・農業 など
今まではヘリコプターやクレーンで行なっていた現場仕事を無人のドローンに置き換えることによって、安価で安全性の高い作業が可能になる。
日本及びアジアでは、株式会社Drone Future Aviation(DFA)が総代理店となっている。より詳細の情報は、下記のDFA窓口まで問い合わせを。
management@dronefutureaviation.com
同社では今後さらに大型の機体をリリース予定である(詳細の一般公開は2020年を予定)。