2019年10月3日、静岡県広聴広報課は、ドローンの映像や写真を活用して県の魅力を国内外に発信するため、11月7日(木)及び12月7日(土)に、初心者でも楽しめる無料ドローン撮影会企画『ドローンジェニックな旅をしよう in 静岡県』を開催することを発表、参加者の募集を開始した。

 同撮影会は、ドローン未経験者にも楽しめるよう空撮ドローンの無料レンタルを行うほか、「地域創生×ドローン」をテーマに空撮やドローンパイロット教育、ドローン空撮ツアー等を展開するドローンエモーションが講師を担当し、基本レクチャーや撮影指導を行う。

研修風景

 11月7日(木)の訪問地は、浜名湖畔の「サゴーロイヤルホテル」内プールと、湖畔遊園地の「浜名湖パルパル」。浜名湖畔のプールで基礎練習をしたのち、休園日の遊園地「浜名湖パルパル」のアトラクションエリアで “ドローンジェニック” な撮影会を開催する。

撮影イメージ
浜名湖畔にあるサゴーロイヤルホテルのプール
休園日で誰もいない浜名湖パルパルで撮影会ができる

 12月7日(土)は、緑と自然あふれる「水と緑の杜公園」と、庭園の美しい美術館「クレマチスの丘 ヴァンジ彫刻庭園美術館」を予定。水と緑の杜公園でドローンの基礎練習を行い、ヴァンジ彫刻庭園美術館にて庭園内のアート作品を取り込んだ空撮創作活動を行う。

水と緑の杜公園。園内には滝や川も流れる
ヴァンジ彫刻庭園美術館
ヴァンジ彫刻庭園美術館でのドローン空撮

 撮影会当日はドローンエモーションの講師立ち会いのもと、安全管理や指導・ドローン撮影のレッスンなどを行うことで、初心者でも空撮を楽しむことができる。

 静岡県広聴広報課とドローンエモーションでは、参加者がドローン空撮や旅を楽しんだ結果として地域の魅力が広く伝わる仕組みの構築を目指しており、ドローンエモーションが提供するドローン絶景地とドローンユーザーをマッチングする『そらチケ』を活用した、安全・合法的にドローン空撮が楽しめる環境を静岡県内でも提供できるよう調整を重ねているという。また、同企画のPRには、実名型旅メディア「Stayway(ステイウェイ)」も協力している。

開催概要

<第1回>
開催日:2019年11月7日(木) ※雨天・荒天の場合は11月14日(木)に延期
場 所:静岡県浜松市
定 員:10人程度 ※申込者多数の場合は、SNSフォロワー数が多い者を優先 ※最少催行人数は6人
参加費:無料 ※集合場所までの交通費や食事代等は自己負担

当日のスケジュール
9:00 浜松駅北口集合 バス(無料)で撮影地に移動
AM 舘山寺サゴーロイヤルホテル
    昼食
PM 浜名湖パルパル
17:00 浜松駅北口解散

<第2回>
開催日:2019年12月7日(土) ※雨天・荒天の場合は12月14日(土)に延期
場 所:静岡県⻑泉町
定 員:10人程度 ※申込者多数の場合は、SNSフォロワー数が多い者を優先 ※最少催行人数は6人
参加費:無料 ※集合場所までの交通費、ヴァンジ彫刻庭園美術館入館料(1,000円)や食事代等は自己負担

当日のスケジュール
9:00 三島駅北口集合 バス(無料)で撮影地に移動
AM 水と緑の杜公園
    昼食
PM クレマチスの丘 ヴァンジ彫刻庭園美術館
17:00 三島駅北口解散

▼「ドローンジェニックな旅をしよう in 静岡県」
http://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-110/dron/tour.html

参加申込方法

参加申込書を10月18日(金)までに、電子メールで提出。

・申込書URL:http://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-110/dron/documents/bosyu.pdf
・申込先メールアドレス:PR@pref.shizuoka.lg.jp

参加条件
・撮影した写真・動画等をSNS等で配信することで、観光促進に協力できること(投稿3回以上)。
・参加者が撮影した動画等を、県が無償で自由に利用することについて承諾できること。
・ドローンを持参する場合は、有効な第三者賠償保険に加入済みであること。

注意事項
・ドローンを持たない者には、無料でドローンを貸与。
・当日はマスコミによる取材・撮影が入る可能性があり、参加者が映り込む場合がある。それらが、テレビ・新聞・雑誌・WEBなどに露出・掲載されることがある。

問い合わせ先
静岡県知事戦略局広聴広報課
E-mail:pr@pref.shizuoka.lg.jp TEL:054-221-2233



空撮プラットフォーム『そらチケ』
 ドローンエモーションが運営する『そらチケ』は、“「個」の発信力を活用して地域の魅力を発掘する” をコンセプトに、地域のドローン絶景地とドローン愛好家をマッチングするプラットフォーム(2018年11月リリース)。空撮は地域の魅力的なコンテンツ発信ツールとして注目される一方、航空法(空域・飛行方法)や⺠法(土地の管理者の許可)の規制により飛行させることが難しい環境がある。『そらチケ』では、航空法上飛行禁止ではないエリアで、⺠法上の土地(空域)利用の許可をホテル予約のようにサイト上で申し込み・決済が簡単にできるほか、ドローン飛行時には保険(対人対物最大10億円)が適用される仕組みにより、安全にドローン空撮を楽しめ、地域の魅力がつまった空撮コンテンツが自然発生的に共有される環境を提供する。(https://soratic.com/)※航空法の範囲を超える飛行には別途国土交通省への申請が必要。