2019年8月28日、カシワバラ・コーポレーション(以下カシワバラ)は、建設系ITスタートアップに投資するプロジェクト「JAPAN CON-TECH FUND」より、ドローン×画像分析AIにより建物劣化診断を行うDRONE PILOT AGENCY(以下DPA)と画像分析AI技術を活用した新サービスの開発へ向けた資本・業務提携を行う方向で合意したことを発表した。また、DPAは第三者割当増資により総額5,500万円の資金調達を実施したなかで、カシワバラも一部出資を行っている。

 同社の主力事業であるマンション大規模修繕工事の外壁塗装における問題をドローン×画像分析AIによって改善するため、カシワバラ「JAPAN CON-TECH FUND」は、DPAに出資することになった。

 DPAはドローンと画像分析AIによる劣化診断を行っており、大規模建造物やインフラ構造物を中心に、精緻な劣化状況検出を動画や画像と共に検出している。
 今後はDPAへの出資・業務提携により、画像分析の技術開発・強化、現場での実施検証やデータ提供を行う。また、共同開発を通じて、多数の関連特許の取得を目指していく、と展望を示した。