2020年3月9日、オリエンタルコンサルタンツとスカイマティクスは、砂防事業における調査の効率化と品質向上を目指し、AI 技術を用いた石礫の自動判別クラウドシステムについて共同開発を行い、同日より AI 礫判読システム「グラッチェ」とし て一般への提供を開始したことを発表した。

 砂防・防災に携わる自治体・民間企業が砂防施設計画設計、災害時の渓流の変化状況、及び渓流の経年変化の把握等に活用できる。

 今後も両社は、AI 礫判読システム「グラッチェ」の提供および機能の強化に取り組み、砂防事業の業務効率化、安全性の向上等に貢献していく、としている。
 なお、システム名称である「グラッチェ」は、同システムの活用により、グラベル(石)を自動でチェック(確認)することに“感謝”という思いを込めてつけられた。

AI礫判読システム「グラッチェ」概要