2019年4月8日、DJIは、ドローン事業者の多様なニーズに応えるため、産業用ドローン保護プラン「DJI ENTERPRISE SHIELD」の日本での提供を本日より開始する。幅広い事故補償や修理・交換サービス、配送料無料、迅速な配送、そしてドローンフリート(航空隊)全体で補償を共有できるオプションも用意している。

 Enterprise Shieldでは、2つのプランを用意している。Enterprise Shieldの補償期間は、購入から1年間である。操縦者の操作ミスや信号干渉、水没※1など幅広い状況での事故をカバーする。

Enterprise Shield Basic

 Enterprise Shield Basicは、1年間の補償期間内に対象製品が破損した場合、少額の追加料金を支払うと、製品交換サービスを最大2回まで利用できる。交換サービス利用時に発生する配送料はDJIが負担する。(日本国内の発送に限る)

 対象製品:Matrice 200/Matrice 200 V2シリーズ、Matrice 600 Pro、Phantom 4 RTK、Mavic 2 Enterpriseシリーズ、Zenmuse Z30、Zenmuse X5S

Enterprise Shield Plus

 Enterprise Shield Plusは、1年間の補償期間内に対象製品が破損や故障した場合、ユーザーが同プラン加入時に選択した保守限度額内であれば、無制限の修理/交換サービスを利用できる。修理/交換サービス利用時に発生する配送料はDJIが負担する。(日本国内の発送に限る)

 またEnterprise Shield Plusでは、複数のDJI製品に対して補償額を共有できるオプションサービスもあり、産業用ドローンオペレーターは、ドローンフリートを1つのプランで保護することが可能である。

 対象製品:Matrice 200/Matrice 200 V2シリーズ、Zenmuse Z30、Zenmuse X5S、Zenmuse XT/XT2(修理サービスおよび代替機器貸出のみ対応)

販売価格と詳細について

 Enterprise Shieldの価格と交換費用に関しては、全国のDJI Enterprise 正規代理店まで問い合わせること。DJI Enterprise 正規代理店:www.dji.com/jp/where-to-buy/enterprise-dealers

Enterprise Shieldの対象製品モデル/補償される部品の詳細など詳しくは、DJI Enterprise Shieldウェブサイトを参照。https://enterprise.dji.com/enterprise-shield

※1 水没機体の回収が条件となる。